​AMA WORLD FESへの
想い

この度は、本研究会主催のイベントにご興味を持っていただきありがとうございます。私たちは関西学院大学経済学部の栗田研究室に所属しており、主に開発経済学について学んでいます。

開発経済学とは、発展途上国が直面するさまざまな課題を研究対象として経済学を用いて分析をし、発展上国に住む人々の可能性を広げる学問のことです。私たち栗田ゼミではこれらを学び、去年の８月に世界最貧国の１つであるマダガスカルへ赴きました。東南アジアやアフリカの農村における調査を10年近く続けています。調査期間マダガスカルの人たちは話す言葉も肌の色も違う私たちを受け入れ優しく接してくれました。

しかし、10年以上調査を重ねても彼らの生活が死と隣り合わせにある状況は変わらず現地に還元できた事は多くありません。
私たちはいったい彼らに何をできるのかと悩み、また彼らの生活と私たちの生活が無関係なものだとは思えませんでした。

そして地球上のすべての人にとってよりよい持続可能な未来を築くための目標を掲げたSDGsに向き合おうと考え、去年いろんな分野でSDGsに取り組む団体とともにAMAWORLDFESを開催しました。

私たちは国内のゼミ活動において尼崎の方々とたくさんのご縁を頂いています。
本研究は尼崎の地域活性化を目指し、雑誌作成やイベント実施による尼崎の発信を2019年から続けてきました。その活動の中で、あまがさき観光局さんをはじめとして多くの地元の飲食店さんや企業さん地域住民の方との素敵な出会いやつながりができました。そんなつながりを生み出してくれた尼崎の地で世界・日本の地域の未来のことを思わず考えずにはいられなくなるようなイベントを創ります。そして地域創生とSDGsが出会うつながりの場を提供しようと思います。

今まで私たちが関わってきた尼崎には私たちの未来を考え、SDGsに貢献する活動をされている人たちがたくさんいます。私たちは尼崎に住んでいる人にこそ、尼崎のどんな人や企業が活躍されているのか、そしてどんなに尼崎が素晴らしい場所であるのかを知っていただきたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

以上が私たちのイベント実施に対する想いとなっております。
ご賛同いただけましたら幸いです。