防災班ではこの度、3月11日にマインクラフト（以下マイクラ）を活用した避難所運営ゲームのイベントを開催しました。イベントの趣旨としては、マイクラ避難所運営ゲームのイベントを通して、参加者に普段の防災活動を見直すきっかけになってほしいという思いで開催しました。

　今回のイベントに向けて防災班では多くの期間、準備をしてきました。マイクラを活用した避難所運営ゲームは、今までに前例のないゼロからのスタートでした。

　私自身は、3月をもって卒業された先輩たちに引っ張られ、マイクラ避難所運営ゲームの完成に向けて取り組んできました。イベントは参加者に楽しんでいただき無事成功することができました。成功の裏には多くの方の支えがありました。
イベント前の1週間は毎日、大学コンソーシアムの中水さんには忙しいにも関わらず、何度もミーティングとリハーサルに付き合っていただきました。私たち防災班ではできない多くのことをしていただきました。そなえ隊の湯井さんにも協力していただきました。

私自身、初めてのファシリテーターということもあり、直前まで心配の残る出来でしたが、何回もリハーサルを重ねていただいたことで、当日は自信をもってイベントを進めることができました。

私自身は今回のイベント開催を通して、イベントを1つ作ることがどれだけ大変か、イベントを作るのにどれだけ多くの方が携わって完成するのかを身に染みて感じました。感謝してもしきれない思いです。

イベントでは参加者に考えていただくことを意識して進めました。参加者それぞれの意見を発することで、私も新たな発見を得ることができました。参加者の皆さんにとってマイクラ避難所運営ゲームが防災について考えるきっかけになったと考えています。

　マイクラ避難所運営ゲームにはまだまだ多くの課題が残されています。しかし今回、マイクラ避難所運営ゲームという形を示せたのは大きな一歩だと考えています。マイクラは世界において人気を博すゲームです。日本国内に限らず、世界にも共通するものがあると考えています。マイクラを通じて日本が培ってきた防災の知恵を世界にも広めていくことが可能だと考えています。