第6回 子ども班対談
「高校受験について」
メンバー:たいよう なおと まりあ
たいよう:まずはまりあから聞いていこうかな。この中だと一番若くて高校受験の記憶がまだ残ってるだろうから(笑)。
どんな感じだった?
まりあ :私は自己推薦入試を利用しました。それと普通科でなく理数科のクラスを受験しました。
なおと :えー、そうだったんだ!理数科のイメージ全然なかった(笑)。
まりあ :全然数学得意ではないんです(笑)。でも生物は頑張りました😙
たいよう:どうしてそこを受験しようと思ったの?
まりあ :中学生のときは医療関係の仕事(看護師など)を目指したいと思っていて、理数科が有名な高校を受験しました。
たいよう:なるほどね〜。部活でハンドボールしてたって前に聞いたけど、受験はいつぐらいから意識し始めた?
まりあ :部活でキャプテンもしていて、熱中していたので、意識し始めたのは3年の夏ぐらいからですかねー。ただ、
もともと塾には行ってました!
なおと :まりあの学校やクラスの周りの生徒の受験に対する意識はどうだった?
まりあ :頑張っている生徒とそうでない生徒の差はかなりありましたねー。ただ、私のクラスは比較的みんなで団結
して頑張っていたと思います。
たいよう:推薦入試は世間的に「ラクな受験」と思われたりしていると思うんだけど、やってみてどうだった?
まりあ :面接の対策がとても大変でした。私の場合は理科に特化したコースだったのでその場で理科の実験をする
というのも面接の内容にあって、その対策として理科の先生に付き合ってもらって何度も練習しました!!
それから、受験自体は早く終わっちゃったんですけど、最後まで塾には通って周りの友達と勉強してました
よ!
たいよう:次はなおといってみようか。高校受験どうだった?
なおと :ぼくは公立高校の普通科を一般受験しました。
2年生の冬から塾に通っていたんですけど、本格的に意識し始めたのは部活引退してからですかねー。
それまでもそこまで成績悪かったわけではなかったので。
まりあ :部活は何やってたんですか?
なおと :男子バレーボール部だったよ。引退するまで、勉強は塾でやるのと、試験前にやるぐらいだったかなー。
基本的に毎日練習があったから。
まりあ :受験勉強できつかったことはありましたか?
なおと :周りの受験意識が高かったから、その差を感じるのがきつかった。結果的に無難な高校に志望校を落として
から、そこまで受験自体への不安はなかったかな。
まりあ :志望校を落として後悔はありませんでしたか?
なおと :なかったね。結局入った高校で自分にあうレベルのチームで部活を頑張れたから、そこにしてよかったと
思ってるよ。志望校に対して、チャレンジするのも、無難なところを受けるのもどちらもありだと思う。
ただ、その結果がどうであれ、最終的に自分が置かれた環境で頑張り続けるのが大事だと思う。
まりあ :最後にたいようさんいきますか。
たいよう:なおとと同じように公立高校の普通科を一般受験して、そこに受かったっていう感じかな。
受験勉強は部活で最後の大会が終わってから塾に行き始めてスタートしたよ。それまでは部活や生徒会の
活動で手一杯で勉強にあまり手が回らなかったねー。
まりあ :普段勉強する暇は全くなかったって感じですか?
たいよう:朝7時から朝練。午後練は20、21時頃までで、それから家に帰ってさらに自主練や練習日誌の記入、
って感じだったから時間的にも体力的にもあのときは勉強する余裕はなかったね😅
まりあ :部活動を引退した後どうやって気持ちを切り替えたんですか?
たいよう:それまで何も受験を意識した勉強をしてこなかったから、自然と「そろそろやらないとマズイ、、、」って
思えたかなー。
まりあ :部活を一生懸命やっていて、それが受験に活きた部分とかありました?
たいよう:部活で培った「体力」と「集中力」は活きたかなー。やっぱりそれまできつい部活にいたから、長時間
勉強するのもあまり苦にならなくて、しかも他の人より集中できたから成績は割と順調に伸びて、
秋頃には志望校が視野に入るぐらい、年明けぐらいには余裕持って受験できるぐらいになったかな。
たいよう:そろそろこれまでの話を振り返ってみようか。なおとの志望校を下げても、チャレンジしても、またその
結果がどうであっても、自分が進んだところで頑張ることが大事っていう言葉は印象に残ったなー。
なおと :3年の夏までバリバリ部活やってたっていうのはのはみんな共通してましたよね。なかなか自分で机に向かえ
なかったり、ギリギリまで部活やってる人は塾を活用するのもありだと思います。
まりあ :私は言い残したことがあるのでここで話してもいいですか?
たいよう:どうぞ(笑)
まりあ :私みたいに効率悪い子へのアドバイスなんですけど、まずは定期試験を一回一回頑張るのがオススメです。
広い範囲の受験勉強をいざ始めるとなってもどこから手をつけていいかわからないと思うので。それを
コツコツ続けていくと、受験勉強を本格的に始めた時に意外と頭の中に記憶が残っていて少し楽になりました。
なおと :なるほど、まりあみたいな子は参考にしてみてもいいかもしれませんね!