検索
[10月 書籍]
- Chilex
- 2021年10月31日
- 読了時間: 1分
「つながり続ける子ども食堂」湯浅 誠
要約:東日本大震災を機に生まれた子ども食堂は今全国に2万ほどある。その推進者として知られる湯浅さんの論考をまとめた本になる。子ども食堂は子供のためだけではなく「誰でもどうぞ」という精神から作られた。大人には「子供たちのために」という言い訳を用意し、子ども食堂は大人にとっても居場所となっている。縛られるのが苦手な現代社会人のための無理のない交流の場が子ども食堂である。人々の生きづらさをやわらげ、孤立と孤独を防ぎ、だれ一人取りこぼさない社会を作るの可能性を子ども食堂は秘めている。
感想:私は以前より子ども食堂について興味はあったが具体的にどのようなことをしているのかはまったくもって想像していなかった。しかし、この本を読んで子ども食堂は子供のためだけでなく大人のためでもあるということに魅力を感じた。御所班が子ども食堂を始めるということもあり、興味があったので少しでも知れてよかった。子ども班でも子ども食堂ができる機会があればやってみたい。
Comments