11月英語論文【Learning Environment and Academic Performance】
更新日:2020年4月30日
FERRERA, J., R. RODRÍGUEZ and M. PÉREZ (2015)”The influence of socioeconomic factors on cognitive and non-cognitive educational outcomes,” THE INFLUENCE OF SOCIOECONOMIC FACTORS ON COGNITIVE AND NON-COGNITIVE EDUCATIONAL OUTCOMES, CHAPTER 3: EDUCATIONAL PRODUCTION AND EFFICIENCY
(要約) 本研究では,スペインの中学生を対象に,家族や勉強習慣が学業成績にどのように影響するかを検討した。従属変数としてテストの成績を分析したところ、世帯収入、母親の教育レベル、読書時間、週9時間以上の勉強、親が宿題を監視していること、成績の良い友人がいることがテストの成績と正の相関関係にあることが明らかになった。また、ソーシャルメディアに夢中になっている生徒は、学業成績のマイナス要因になっていることも明らかになった。このことから、家庭環境や親の教育への関心、学習習慣が子どもの学力や学習態度に正の影響を与えることが示唆された。 (感想) 私たち子ども班では、「親子関係や他者との関わりが学習意欲を向上させ、この学習意欲が後の計算力を向上させる」というテーマで研究し、論文を書いています。そのため、様々な先行研究を読み、中学校で調査を行いました。その結果、親子関係や課外活動が学習意欲を向上させ、学習意欲の向上が計算力の向上につながることがわかりました。これらの結果を踏まえ、今後はアクティブラーニングをもっと取り入れ、他のクラスや学年との交流ができるような遠足や合宿などを「尼っ子プロジェクト」でもっと企画していきたいと考えています。そのためにも、これからの出張授業を頑張っていきたいと思います。
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