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7月日本語論文【学習規模】
山森光陽(2016)「学習規模の大小による児童の過去の学力と後続の学力との関係の違いー小学校第2学年国語を対象としてー」 教育心理学研究,2016,64,445-455
<要約>
学級規模の大きさによって児童の過去の学力と後続の学力に違いがあるかを研究したものだ。全国の公立小学校2年の国語の授業を対象にし、2度の学力検査で検証した。その結果、過去の学力が平均程度の児童は小規模学級に在籍した方が後続の学力が高いことが分かった。一方、過去の学力が高い児童ほど、後続の学力が高い傾向は小規模学級の方が弱いことが分かった。しかし、学力の高低ではなく、学力の変化という点においては、小規模学級の方が比較的有利であることが示唆された。
<感想>
放課後学習も尼っ子プロジェクトも参加人数が増えていることは嬉しいが、もし人数が増えたらそれに応じて授業のやり方を変える、工夫した方がいいと学びました。この研究では国語の授業であり、また他の科目では異なる結果が出るかもしれません。授業の内容に応じて、どの形式がいいのか模索していきます。
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