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【10月英語論文】The Role of Violent Video Game Content in Adolescent Development

執筆者の写真: ChilexChilex

Craig A Anderson&Wayne A Warburton (2008)「The Role of Violent Video Game Content in Adolescent Development」Journal of Adolescent Research, vol.23


<要約>

地方、州、国レベルで暴力的なビデオやコンピューターゲームへの若者のアクセスを制限するための数多くの政策が提案されています。そのような政策を支持する一方で、暴力的なゲームが子どもたちに与える影響が公表された研究はありません。12歳から14歳までの1,254人の子どもたちを対象とした調査を行いました。子どもたちはゲームを使用して権力と名声の空想を体験します。そして、現実の代わりにファンタジーで戦うことにより、感情を調整していることが判明しました。つまり、暴力的なゲームは怒りの感情を乗り越えたり、ストレスを和らげたり、社会的ツールとして働いています。ただし、年少の子どもたちはゲームの振る舞いを模倣する可能性があります。また、調査対象の45%がビデオゲームをプレイした理由の1つに「怒りを取り除くため」と回答しました。


<感想>

私は暴力的なゲームは悪影響を与えるだけと考えていた。そのため、12歳から14歳までの1,254人の子どもたちを対象にした調査結果は新たな発見ばかりであった。ただし、年少の子どもたちはゲームの振る舞いを模倣する可能性がある。そのため、暴力的なビデオやコンピューターゲームへの若者のアクセスを制限するための数多くの政策はあり続けるべきだと考える。非常に気になっていることがある。それは、取り除きたいと思うほどの怒りを抱えている子どもたちが多いということである。12歳~14歳のときの私は恐らく怒りに直面する場面はあまりなかったと思われる。心理学に興味を持ち始めた私にとって、とても興味深い調査結果である。仮に、暴力的なゲームがなくなったとき、子どもたちはどのように怒りを取り除こうとするのかも気になった。



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