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【4月日本語論文】反転授業における予習の仕方とアクティブラーニングの関連
(要約)
本研究では,反転授業をアクティブラーニングの一形態として捉えた上で,授業における予習 の仕方と対面授業でのアクティブラーニングの関連について検討を行った。反転授業を採り入れた3大学7授業に協力を頂き,プレ・ポスト調査を実施した。結果,アクティブラーニングを通じた認知プロセスの外化が生じている度合いが高い授業では,深い学習アプローチや学習意欲の上昇がみられ,予習の仕方にも内容理解を深めるような形での変化が生じていた。内容理解を深めるための予習の仕方が,授業内でのアクティブラーニングをより活発なものとする役割を担っているようであった。このことは,反転授業における予習の仕方の重要性を示す結果であった。
(感想)
アクティブラーニングと聞くと、学級内で小グループを作り議論を重ね、論理的思考力を高めていく授業形態であると考える。そして、それは1回限りの出来事である。それではアクティブラーニングの本来の効果を発揮することができないため、予習が大事であると思った。アクティブラーニングのように、その場だけ限りに注目されがちだが、授業時間以外の重要性を改めて感じた。
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