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【5月日本語論文】反転授業 ICTによる教育改革の進展

重田 勝介(2014) 「反転授業 ICTによる教育改革の進展」「J-STAGE」 56 巻 10 号 p. 677-684


【要約】

近年、「反転授業」とよばれる授業形態が注目を集めている。反転授業とは,授業と宿題の役割を「反転」させ,授業時間外にデジタル教材等により知識習得を済ませ,教室では知識確認や問題解決学習を行う授業形態のことを指す。本論文より、反転授業の導入により学習効果を高められることが明らかになった。


【感想】

今回この論文を選んだ理由は、子ども班がお世話になっている大成中学校でも一人一台端末制度が導入されている為親近感を覚えたからである。本論文によると、ICTによる授業の予習を行うことで、授業の時間を主に問題演習やディスカッションに充てられると書かれている。反転授業の導入により、従来知識のインプットの場であった授業時間をアウトプットの活動に多く割くことができるようになるという利点が生まれる。日本の学校教育は自分の意見を発表するといったアウトプットの場が少ない。そのため、このような学習スタイルが日本全体で普及したら更に学力の向上が期待できるのではないかと考える。



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