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【5月英語論文】Peer involvement in dealing with teacher's insufficient response to student initiatives
Merve Bozbiyik & Nilufer Daskin (2022)"Linguistics and Education", Volume 69, June 2022, 101013
〈要約〉
本論文では、イニシアチブが明らかに不足した教師の対応を受けた生徒の相互作用のピア効果について明らかにする。クラスメイトのピアは教師の対応における緊急の知識関連のトラブルの解決に貢献することがわかった。このようなピア関与は、教室での認知論的非対称性と参加フレームワークを変えることで、学生だけでなく教師にも良い学習機会を生み出すことが示唆された。しかし必ずしも学習機会に貢献するわけではなく、学習機会妨げることもある。また、教室の認識的および相互作用的な非対称性によってもたらされる制限に関係なく、仲間の貢献は教師に頼ることなく知識がある人や情報へのアクセスを表示する人として、自分自身を位置付けることもできる。
〈感想〉
教室内のピア効果や教師を含めた相互効果があることがわかった。知識不足やイニシアチブが不十分な教師でも、生徒同士の学習機会に変えることができることから、教育の在り方について今一度再認識すべきだと考える。例えば現在の教員不足の問題や、教員の質の低下、教員の負担が大きいなどの問題がある。生徒同士がイニシアチブを発揮してより積極的な学びができるような学習環境を取り入れることで、先に挙げたような問題の緩和や解決につながるのではないかと考える。
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