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【7月日本語論文】大人数授業におけるアクティブラーニングの実践開発とその教育効果に関する検討ー異なる形式のアクティブラーニングを採用することによる差異に注目してー
(要約)
この論文では、大学生に向けての授業ではあるが、アクティブラーニングを取り入れて実験をした。全部で3つのグループに分け、そのうちアクティブラーニンググループを二つに分け、ディスカッションが多いグループを強いアクティブラーニングの授業、ディスカッションが少ないグループを弱いアクティブラーニングの授業と分け、あとは講義型授業と3つを比較した。強いアクティブラーニングの授業のほうが成績が良かった。次に弱いアクティブラーニングのグループが成績が良かった。しかし、学習意欲などに関しては強い相関を見ることができなかった。しかし、この検証は相関であるため注意したい。
(感想)
アクティブラーニングにも強いか弱いで差が出ることに驚きました。ここでいう強弱というのは、話し合う頻度、時間などの観点から評価している。話し合う頻度が多いほどや話し合う時間が長いほど人々の理解力向上に大きな影響を与えている。また、アクティブラーニングは非認知能力だけへの影響かと思いきや、そうではなく認知能力への影響もあることが理解できた。アクティブラーニングは近年注目されているが、さらなる研究が楽しみである。アクティブラーニングは一括りにされがちであるが、どのようなアクティブラーニングの体系をとるかも今後の学習に影響を与えている。
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