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フィンランドにおける子どもの健康に対するアプローチ理解
【要約】
本稿では、福祉国家と言われるフィンランドの健康に対しての考え方、教育現場における健康教育への取り組みについて検討し、子どもの健康増進への取り組み、アプローチ方法について検討することを目的とした。その結果、保健や人体に関する科目が小学校低学年から設置され、一つの学習内容を複数科目反復による知識定着、実践的活用が浸透していることが明らかになった。また専門家は、支援の立場に関わらず同様であったのは、モチベーションを持たせる、大人たちが深く知る、全体を見る、背景を知るであった。支援の立場により異なる内容は、各々の専門性を活かした具体的対応であった。
【感想】
勉で教育の分野を担当したので、子どもの健康を守ることはその後の国の教育水準にも影響することを学んだ。その為、教育に熱心な姿勢を見せるフィンランドでの子どもの健康に対するアプローチには個人的に興味を持った。先進国でのアプローチを、いかにして発展途上国にも取り入れるかが鍵になるのではないかと感じた。
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