活動概要
私たちの活動について、創立経緯を踏まえて説明します。
兵庫県三田市に拡がる、豊かな自然環境。
そこは古来、多種多様な生き物の住処となっています。
鳥 虫 獣 草 木 花 人
どれ一つ、決して欠けてはいけない存在。
私たちは、これからの自然との関わり方を、本気で考えていきます。
開始経緯
共 生
ー笑顔あふれる地域づくりをー
ゼミ活動の一環として始動した、地方創生プロジェクト。
私たちが注目したのは、地域に根ずく「自然」でした。
人の経済生活と対立するものとして捉えられがちな自然。
しかし、自然は古来、人の暮らしを支えてきたのです。
ある時は資源、またある時は、鑑賞対象として。
とはいえ、現在では自然が豊かな地域ほど、
人口減少や生態系破壊といった課題に直面しています。
ー人を含めたあらゆる生き物を笑顔にしたいー
さあ、地域が抱える課題との格闘が始まりました。
三田の地で…
ー明日の風が見えるまちー
三田市
都市と農村が共存するまち、三田市。
古来、日本海と瀬戸内を結ぶ交通の要所として栄えた
この地には、雄大な自然が存在しています。
中でも、里山や湿地帯の規模は県内屈指。
これらは、人の手入れによって維持されてきました。
しかしながら、貴重な三田の自然は、
存亡の危機に瀕しているのです。
管理すべき人が減少しつつ…
三田の地に再び爽やかな風を吹かせるのは、
いったい誰なのでしょうか?
自然を守る人たち
三田の人々も、この現状に対して
手をこまねいているわけではありません。
地元の有志で結成された団体や、市役所の人々が
この問題に立ち向かっているようです。
近頃では、民間と行政が手を取り合い、新しいかたちで「環境保全」が行われています。
市役所の「里山のまちづくり課」や、
ボランティア団体「皿池湿原の守り人」は、
そうした活動を行っている主体なのです。
三田で環境保全に取り組まれている彼らにも、
ある苦悩がありました。
「若者に自分たちの活動が広がらない…」
わたしたちは、学生ならではのアイデア力や
行動力を武器に、彼らの活動をお手伝いさせて
いただくことになりました。
専門的な知識を有しているわけでもない素人では
ありますが、
貴重な自然を次の世代に引き継いでいくため、
活動に邁進していきます。
環境保全に若い力を
新たな場所へ
「もっと多くの場所で環境保全に携わりたい」
そんな思いで活動範囲を広げ、
川の環境保全活動に参加しています。
関西学院大学のすぐそばを流れる武庫川
ここが私たちの新たな活動地です。
里山と川、どちらでも自然を守りたいという思いで
活動されていらっしゃる方々がいます。
場所は違えど、思いは同じ方々の懸け橋となれるように