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なぜ京漆器なのか
ー伝統を未来へつなぐー
あなたの生活の中に伝統はありますか?
すさまじいスピードで動く社会。
簡単で便利でスピード感のあるものが好まれる社会。
お正月、ひな祭り、お盆などの伝統的な年中行事。
お茶や華道などの伝統文化。
陶器や着物などの伝統工芸。
このようなかつて存在した伝統は私たちの生活から姿を消しつつあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.meti.go.jp/committee/summary/0002466/006_06_00.pdf
しかし京都では、京ものと呼ばれる未来に残すべき伝統工芸品が多数存在します。
その中の一つが京漆器です。
京漆器は現在多くの問題に直面しています。
需要低迷、職人不足、後継者不足、材料の不足、、、
これらすべての要因は私たちの生活の変化です。
京漆器を日常で使うシーンは激減してしまいました。
私たちが行ったアンケート調査では京漆器を知っている人はおよそ3割程度と非常に低くなっています。
しかし、京漆器には未来に残すべき価値があります。
京都という地で長い歴史とともに発展してきた京漆器は
他産地には見られないわびさびといった言葉では表現できないような美しさ、
非常に薄い木地で優しい口あたりを与え、高い保温性と強度持つという特長があります。
そして何よりも京漆器に関わる人々の熱い想いがあります。
この想いとともに
京漆器を、京都の伝統を、日本の伝統を未来へつなぐ。
これが私たちの使命です。



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