2021年 9月 参考文献

英語論文：Regulating disasters? The role of international law in disaster prevention and management

雑誌名：Disaster Prevention and Management　第21巻問題5

著者：千年元陳、クンホアンユー

要約：

この論文では、防災教育の専門教師養成のエグゼクティブモデルを変更し、テストをしている。

防災教育と訓練カリキュラムのための3レベルの教師訓練プログラムは、キャンパスの防災のために設計されている。学校での防災教育の設計は、災害への意識、予防への取り組み、事前準備、適切な対策、定期訓練、地域をベースとした予防ユニットの設置、参加、教員向けの研修、公共施設の安全警告サイン、防災に関する研究に焦点を当てている。

プロジェクトの成果には、主要レベル、郡レベル、およびキャンパスレベルの防災のための体系的なライセンス手順の設計が含まれている。防災とキャンパスレベルの教師を訓練するための体系的なカリキュラムの設計、防災教育のための教師訓練プログラムの効率とパフォーマンスの評価を測定している。

防災教育・訓練カリキュラムのための3レベルの教師研修プログラムを設計している。研修生による学習効率評価とトレーニング効率の統計分析は、設計されたコースが効率的かつ実用的であることを示している。このプロジェクトでは、310人のキャンパスレベルの防災教師と、台湾での研修プログラムに従って訓練を受けた1,000人以上の認可された教師を養成した。

日本語論文：ソーシャル・キャピタルが防災意識に及ぼす影響の実証分析

雑誌名：自然災害科学　（2011）

著者名：藤見俊夫、柿本竜治、山田文彦、松尾和巳、山本　幸

要約：

この論文では、ソーシャル・キャピタルが防災意識に及ぼす影響について言及している。地域コミュニティは、災害被害の防止・軽減のために重要な役割を果たしている。この論文では、都市部、郊外、農村部の3つのコミュニティの社会資本を測定し、社会資本と住民の防災意識との関係を、構造方程式モデルを用いて、各コミュニティのアンケート調査により実証的に評価している。 この論文では、防災意識を調査する際に、防災意識調査を用いていた。防災意識調査は、相対的に、防災意識を比較することが可能である。その結果、農村部は社会資本が充実しており、住民の防災・減災活動への参加意欲を高めることがわかった。改めて地域コミュニティの関係性の強さが、防災意識を高めるということを認識できた。ソーシャル・キャピタルを高めるためには様々なアプローチの仕方がある。地域で、防災に関するイベントを開催するのも一つの方法だと考える。

日本語書籍：学校では教えてくれない大切なこと 10 身近な危険~防災と防犯~

出版社：旺文社

著者名：大田 泰示

要約：

学校では教えてくれない大切なことというシリーズ本の一つであるのが「学校では教えてくれない大切なこと　10　身近な危険～防災と防犯～」である。

このシリーズはタイトル通り、大切なことでありながら、学校では教わらないことをテーマとして切り込んでいるのが特徴である。

どのような行動が危険につながるのか、危険な兆候とはどのようなものなのか、などがイラストを中心にまとめられています。小学生向けに発行されている本ではあるが、大人にとっても必要な知識が多いため、防災関連の本を探している方におすすめである。

また、「学校では教えてくれない大切なこと　10　身近な危険～防災と防犯～」では、防災のほかに防犯についても触れています。「痴漢」「誘拐」などの被害に遭わないための心構えなどが記載されている。防災に関しては難しい書籍が多いが、本書はわかりやすくまとめられているので、手に取りやすい。