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執筆者の写真将宏 小出

2021年 2月 月1論文

更新日:2021年4月19日

日本語論文

「津波避難の意思決定構造を考慮した防災教育効果の検討」


桑沢敬行, 金井昌信, 細井教平, 片田敏孝


土木計画学研究・論文集 23, 345-354, 2006


本研究は, 地震発生後における住民の津波避難の意思決定構造に着目し, 実態調査をもとに避難の意思決定に関する予測モデルを構築することで, 津波襲来時の人的被害最小化を図る施策について検討している。 さらに, 構築した予測モデルを災害総合シナリオ・シミュレータに導入することで防災教育効果を犠牲者数からの検証を行っている。分析の結果、津波避難の意思決定は、住民の津波災害に対する意識との連動性が高いことが明らかになった。 また, 住民意識が改善された場合でのシミュレーションを実施したところ 避難行動が促され, 犠牲者数が大幅に削減される結果となった。このことから, 防災教育による意識改善の有効性を示すことができた。震災はいつ起こるものかわからないものなので、改めて普段からの備えが大切だと感じた。そのために防災教育の普及はそれぞれが防災行動を考えるきっかけになると感じた。




英語論文

「Disaster prevention literacy among school administrators and teachers: a study on the plan for disaster prevention and campus network deployment and experiment in Taiwan」



Sung-Chin Chung、Cherng-Jyh Yen


Journal of Life Sciences 10、2016



台湾は、地震が頻繁に発生する自然災害のリスクが高い地域である。そのため、学校で行う防災教育が重要だと考えられている。生徒の防災教育において学校の管理者と教師が主導的な役割を果たしていることを踏まえ、この研究は、防災リテラシーが生徒の中にどのように存在し、防災リテラシーが生徒のさまざまな背景変数間でどのように異なるかを調査している。さらに、今回の調査では、防災教育プログラムへの参加によって防災リテラシーが変化したかどうかも調べている。結果は、防災リテラシーの3つの側面(すなわち、知識、態度、およびスキル)参加者は、防災スキルが最も高く、防災知識が最も低かった。さらに、参加者の防災リテラシーの3つの側面は、学校のレベル、年齢、勤続年数、個人的な災害経験、および学校の​​被災状況によって異なっていた。防災教育プログラムへの参加は、参加者の防災リテラシーにも関連していた。防災教育プログラムへの参加は、参加者の防災リテラシーにも関連していた。上記の調査結果の意味が議論され、将来の防災教育プログラムと研究のための推奨事項も作成されました。



自然災害に備える!火災・地震保険とお金の本 石川 英彦

 自然災害によって被害を受けたときに補償してくれる保険は何なのか。台風で川の堤防が決壊して、わが家が水浸しになった時に保険金は支払われるか。エアコンの室外機が洪水で水没して壊れた時に補償の対象になるのかなど、震災によってダメージを受けた際に、保険がどれくらい、どのように適用されるのか。それを知ることによって、もしもの災害の時に焦らず、どのような行動をとれば良いかがわかります。

 普段から災害に備えておくことは非常に大切です。震災が実際に起きた時は、パニックに陥ってしまい、自分の行動について冷静にかんがえることは困難です。

ぜひこの本を読んで、もしもの時の非常事態に備えてみてはいかかです。



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2021年 8月 参考文献

英語論文:The geography of disaster vulnerability in megacities: A theoretical framework 著者:Juha I.Uitto 雑誌名:Applied Geography Volume 18,...

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