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2020年 2月

・滝田真、熊谷良雄「大規模災害時の避難所運営に関する地域防災力評価」『地域安全学会論文集』No.4, 2002. l1


この論文では、兵庫県南部地震、有珠山噴火、災害時等の過去の大規模災害時の避難所運営に関する文献・調査報告、および、ヒアリング調査を基に、災害時の避難所の運営状況を把握し、課題を整理している。つぎに、兵庫県南部地震以降、各自治体で取り組まれてきた地域コミュニティおよび避難施設への防災施策等について、既存の文献・資料を基に整理している。そして、それらの結果を基に、評価対象期間を設定し、また、地域コミュニティによる平常時からの事前対策項目などについて分析し、各指標の重要度を設定している。それらを、同一地域内の地域コミュニティと避難施設を対象に実態調査を実施し、活動指標と避難所整備指標の実施状況を把握し、その結果を基に評価している。神戸市の防災福祉コミュニティについて詳しく述べており、南海トラフはもちろん、避難所運営を考える者は一読する価値がある。




・Yoko MATSUDA & Teruyuki KUME, 2012. "NPO Recovery Support for Foreign Residents after the Great Hanshin-Awaji Earthquake: A Case Study of Takatori Community Center in Kobe," Japan Social Innovation Journal, University of Hyogo Institute for Policy Analysis and Social Innovation, vol. 2(1), pages 1-72, April.


 本研究は、阪神・淡路大震災以降、NPO法人高取公民館が地域の外国人住民をどのように支援してきたかを調査する継続的な研究である。これまでに、理事 3 名と職員 1 名にインタビューを行った。その結果、地域に根ざした活動の重要性、複数のリーダーの共同事業、多文化の仲介力などが明らかになった。


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英語論文:The geography of disaster vulnerability in megacities: A theoretical framework 著者:Juha I.Uitto 雑誌名:Applied Geography Volume 18,...

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