3月 英語論文
Paulo, Sebastian(2014)
"International cooperation and development: A conceptual overview."
【要約】
グローバルな開発のための計画を実施するためには努力に国際協力のより広い枠組みを統合する必要がある。その中でも国際的な枠組みの条件が開発にとって重要である。またグローバルな開発アジェンダを設定するためのポスト2015年プロセスは、国際協力の問題を提起している。国際協力は、これまでの開発論議でも取り上げられてきた。まだ十分な対応がなされていない。本稿では国際協力と開発との関係の殊勝な側面を概念的な段階で検討している。最初に開発実施者及び目標としての国内かつ世界公共財の区別に基づき、国際協力の役割、国内行動との依存性について説明している。次に拡大する開発計画がより強くリンクるる必要のある「グローバル・ガバナンス」の枠組みの要素を示す、国際協力の種類に関する主要な概念に焦点を当てている。結論として上記の2つの章によって地球規模の問題への対処とGPGsの適用における種類と多様性の問題を浮き彫りにしている。また国際協力は属性の任意の組み合わせに伴う可能性があることが分かった。これによって国際協力と世界規模の集団行動のより広い枠組みを開発目標を達成するための統合されたアプローチの一部にするためには2つの主要な課題があることも見えてきた。1つ目は開発のための国際協力のより広い枠組みの関連性は、なぜ国際協力が失敗するのか、開発研究の中心でGPGが十分に提供されないのかという課題である。2つ目は国際協力の欠如、失敗を強調することは観察可能な協力の豊富さや概念の概要に反映された精巧な設計や過程とは対照できである課題だ。これらの問題に対してできることはそれぞれ存在している。国際協力は独自性の主張と国際協力のより広い枠組みとの連携をすることの間のバランスをとることに苦労している。その中でもグローバルな開発アジェンダ(G20)の実施を考慮して国際協力のより広範な枠組みに影響を与える可能性のあるフォーラムからの推進力も大切になってくる。
【感想】
一口に国際協力といってもそれを実現することの難しさを強く感じた、世界の国々が足並みをそろえることの難しさを今回のウクライナ進行も表している。そのような現状の中でも国際協力を実現するための努力を何かしらの形で続けていくことが大切なのではないかと思った。また様々な影響力や関係性など思いや立場がある中で上手にバランスをとることの必要性を論文から感じさせられた。今回の論文で学んだことを団体間の関係性を築くときなどに活用していきたい。
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