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6月 書籍

執筆者の写真: JASNIDS JASIDJASNIDS JASID

山本敏晴(2012) 「国際協力」をやってみませんか?仕事として、ボランティアで、普段の生活でも


【要約】

「国際協力」とは何かにはじまって、そのあり方、何をどう考えなければならないか、どう行動に移すか、横たわる問題点、心構えなどなど、初心者の女の子と対話形式のごく平易な言葉で、具体的にわかりやすく書かれている。「いつ、だれが、どこで、なにを、どのように、なぜ、国際協力をやるのか?」を、国際協力の世界でさまざまな経験を積んだ著者が、会話形式でアドバイス。国際機関、政府機関、NGO・NPOなどの現状はもちろん、問題点も解説。さらに、それ以外でも、企業や普段の生活でもできる「国際協力」の方法を提言されている。これから「国際協力」をやりたいという方はもちろん、すでに「国際協力」の世界に飛び込んだ方まで、「世界のために、社会のために、何かをしたい!」と思った時にかかせない。

【感想】

国際協力の実際や実態が分かり、国際協力の内容がわかりやすくまとまっていた書籍だった。(なぜ日本は国際協力の必要があるか、どんな国際協力があるのか)しかし国際協力の全体像を平易に語るだけでなく、難しい課題にもサラッと触れてくれた。本格的に活動に取り組みたい場合に踏むべきステップや、幅広い内容が網羅されているが、いずれも無理なく理解できるような構成であった為自分もぜひ実践してみたい。

また、国際協力で過去に起きた問題なども触れられており、協力がきれい事ではすまないということもとても理解でき、正しい知識を入れ確実に何かが出来るよう今を精進したい。

国際協力は、事前によく勉強し、準備をし、自分が満足するだけではなく、他人を幸せにできる可能性があるものだということが学べた。

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