Jon C.W. Pevehouse(2020)The COVID-19 Pandemic, International Cooperation, and Populism
要約
COVID-19のパンデミックを緩和するための世界的な努力は、国際協力の一貫性のない努力によってしばしば損なわれた。このような協力関係の欠如は識者や学者が同様に、国内の政治的要因、特にポピュリストのリーダーに責任があるとしている。本稿はポピュリズムを伝統的な国際協力のメカニズム、特に国際機関が促進する協力と結びつける既成の理論は存在しないと主張する。大衆や指導者から生じるポピュリズム感情が、どのように協力の障害となるかを探っている。ポピュリストは特に外国のアクターからの合図に抵抗する傾向があり、国の主権を委譲することには特に躊躇し、エリートや、ナショナリズムと相まって外国人に利益をもたらす政策には特に抵抗すると論じている。
感想
新型コロナウイルスの影響はまだまだ収まることを知らない。そんな中での国際協力の難しさやそれの欠如はあってはならないものであるとわかった。初めて聞くポピュリズム感情やポピュリストに関しても深く考える必要があると思った。
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