Arthur A. Stukas, Matthew Nicholson , Russell Hoye (2014)
First Published December 10, 2014
最近の研究で、他人志向のボランティアが自己志向のボランティアよりも健康上の利益、特に高齢者にもたらすことが示唆されている。これを調査するために、オーストラリア人ボランティア4,085人を対象に、組織的なサポート、ボランティアの意向、ボランティアの満足度、自尊心、幸福、自己効力感、社会的つながり、社会的信頼の尺度を使用し、幸福度を調査した。
結果としては、他人志向の動機は、幸福度が高い傾向にあり、活動のに満足しており、継続的に活動する意思がある。社会価値を表現するため、他者との関係を再確認するためという理由でボランティアを始めた人は幸福度が高かった。
一方、効果自尊心、個人の幸福、社会的つながり、自己効力感、および他者への信頼のレベルが低いほど、自己志向の動機に関連し、幸福度が低い傾向にある。また、活動の低下と満足度の低下に関連している。個人的な問題から避けるためにまたは、自己キャリアの向上のためにボランティアを行うため、幸福度が低く、結果悪いと見解された。
組織がボランティアに動機を満たせる機会を提供できる場合、そ動機のタイプに起因する結果の違いをなくさせて、潜在的にすべての人の利益を増やす可能性があると結論づけられている。
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