【要旨】
過去と比べて、養殖魚や洋上石油のシェアは伸びてきている。また、海を産業化するための人類の能力は向上してきている。持続可能な海洋産業化には、海の複雑なシステムを管理監視測定する適切な制度を、更新や再構築していく必要がある。それを表す特徴的な変化としては、20世紀後半は陸地の持続可能な開発が盛んだったのに対して、21世紀初めは海洋産業化に関連する政策が増えてきている。国連でも海洋に関する政策が採択された。海洋活動に関するデータ蓄積は、監視能力の強化に繋がる。海洋と海洋資源の持続可能性は、SDGs第14項でも取り上げられている。2030年までに海洋活動規模は3兆ドルに到達すると考えられており、海洋工業化における資本の役割は、公共・民間部門ともに重要になってくる。つまり、官民協力のもと様々なデータ収集を行う必要がある。
【感想】
主に森林や河川で活動をしているMoribitoだが、これらの活動地は海洋ともつながりがあることや、近年海洋開発が進みその重要性が増してきていることからも、より詳しく学ぶ必要があると感じた。Moribitoが2020年秋に主催する、環境体験型イベント「Nature to Future」では、主に陸上での活動を行っている団体様に出店していただこうと考えていた。しかし、これだけその重要性が拡大している海洋を見過ごすわけにはいかないと思う。ビーチクリーンなど、海洋の持続可能性に貢献する活動をされている団体様にも取材させていただきたいと感じた。
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