top of page
moribito16

【5月英語論文】 Making sure the blue economy is green Jay S. Golden et al.

【要旨】

過去と比べて、養殖魚や洋上石油のシェアは伸びてきている。また、海を産業化するための人類の能力は向上してきている。持続可能な海洋産業化には、海の複雑なシステムを管理監視測定する適切な制度を、更新や再構築していく必要がある。それを表す特徴的な変化としては、20世紀後半は陸地の持続可能な開発が盛んだったのに対して、21世紀初めは海洋産業化に関連する政策が増えてきている。国連でも海洋に関する政策が採択された。海洋活動に関するデータ蓄積は、監視能力の強化に繋がる。海洋と海洋資源の持続可能性は、SDGs第14項でも取り上げられている。2030年までに海洋活動規模は3兆ドルに到達すると考えられており、海洋工業化における資本の役割は、公共・民間部門ともに重要になってくる。つまり、官民協力のもと様々なデータ収集を行う必要がある。

【感想】

主に森林や河川で活動をしているMoribitoだが、これらの活動地は海洋ともつながりがあることや、近年海洋開発が進みその重要性が増してきていることからも、より詳しく学ぶ必要があると感じた。Moribitoが2020年秋に主催する、環境体験型イベント「Nature to Future」では、主に陸上での活動を行っている団体様に出店していただこうと考えていた。しかし、これだけその重要性が拡大している海洋を見過ごすわけにはいかないと思う。ビーチクリーンなど、海洋の持続可能性に貢献する活動をされている団体様にも取材させていただきたいと感じた。


最新記事

すべて表示

【6月 日本語論文】”自然教室”を事例とした我が国における野外教育活動の実態に関する調査  吉田 章

【要旨】 都市化・機械化をはじめとする近年の著しい社会状況の変化が、児童・生徒を中心とした青少年の健全なる育成に対して多くの好ましからざる影響を与えている。そこで本論では、自然教室に着目し、実施の実態について文部省資料を参考にすると共に各地の教育委員会を対象として自然教室に...

【6月 日本語書籍】ぼくのコレクション 自然のなかの宝探し  盛口 満

【要旨】 教員である作者 盛口満が、毎日のように雑木林の小道を歩いて集めた自然のなかの宝物である枯れ枝、木の実、種、花、葉、虫、抜け殻、卵、羽、フンなどといった、さまざまな自然が並ぶコレクションボックスのような絵本であった。春夏秋冬とそれぞれの季節ごとに、見つかる宝物や採取...

Комментарии


bottom of page