【要約】
本論文は、オンラインと対面での教育活動を通して、情報交換のためのネットワークの構築をどのように行うのかを調査している。対面の州立コンソーシアム、オンライン学習コミュニティ、対面とオンラインの両方を行う共同プログラムを含む、3つの学習コミュニティを対象に、調査とソーシャルネットワーキング分析を行っている。また、各コミュニティにおける専門職ネットワーク形成に与える影響の要因分析も行っている。結果としては、対面での会議やFacebookなどでの交流、共著などの共同プロジェクトは、ネットワーク形成に正に有意であることが分かった。
【感想】
本論文の興味深かった点として、会議でもウェビナー(視聴するだけ)よりも双方型の方が、ネットワーク形成可能性が高いことである。Moribito主催のNature to Futureは、同時双方型オンライン講義である。また、団体や参加者同士のつながりを目的としている。一方的な講義ではなく、やり取りを通して、その後の関係構築の手助けが出来れば嬉しい。環境保全とは離れた内容の論文だったが、オンライン授業の難しさと利点を詳しく学ぶことが出来た。
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