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【1月 日本語論文】自然体験教育と環境教育の視座から見た日中の幼児教育における一考察 陳情情・能條歩・田中住幸、中本貴規

【要旨】

幼児教育における自然保育について、中国と日本の教育制度の相違点の比較を行い、自然体験教育や環境教育視座からの情報比較を行っている。中国では、幼児園教育は基礎教育の重要な構成部分であり、学校教育及び生涯教育の基礎段階であるとされている。日本では、幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり、幼稚園教育は、学校教育法に規定する目的及び目標を達成するため、幼児期の特性を踏まえ、環境を通して行うものであることを基本とするとされている。自然体験としては、中国よりも日本の方が注目している。日本では、自然の中で自由に遊ぶことを推奨し、そのための環境作りを促している。中国も注目していないわけではないが、日本と比べて自然要素よりも主に外での活動を推奨している。


【感想】

私自身、日本と他国(本稿では中国)の教育制度の比較、とりわけ自然教育に着目したものは、とても興味深かった。また本稿にもある通り、日本に自然環境との触れ合いを大切にする傾向があり、環境保全活動がこれだけ数多くなされていることの要因だと感じる。持続可能な未来の担い手として育て上げるためにも、Moribitoとして子どもたちに自然の素晴らしさを広めなければならないと、改めて感じる。Nature to Futureでも多くの子どもたちが参加してくださった。まだまだ、そのインパクトは小さいかもしれないが、こういった活動の積み重ねが担い手育成につながると信じ、活動を続けていこうと思う。

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