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【1月日本語論文】大学・地域・家庭が連携した子どもへの自然体験学習への大学生の参画と学習効果森 太郎、與倉 弘子、久保 加織、石川 俊之

【要約】

大学などでの教員養成において、授業そのものをアクティブラーニングの視点から改善することが求められている。実現のためには、アクティブラーニングの活用や授業科目の体系化を通じて、学修者の主体的な学びの質を高めること、学生自身も学修の成果を実感できるようにすることが必要である。そこで本論文では、自然体験実践演習における、大学・地域・家庭が連携した子供への自然体験学習への大学生の参画について概説し、2019年に本活動に参画した大学生の受講直後のレポート及び受講後約1年9ヶ月経過した時点で行ったWebアンケートにより、大学生の学習効果について考察している。

結果として、大学生らは子どもに指導する上での難しさや指導の目的を明確にすることの重要性を学んでいた。また、このカリキュラムにおいて大学生ら自身が専門性を高める必要性をも感じていた。Webアンケートから、アクティブラーニングの活用や授業科目の体系化を行った演習では、学生は質の高い主体的な学びを行い、学生自身が学修成果を実感できていたことが分かった。

一方で子どもの発達に合わせた指導内容や共同の学びと個別最適化な学びを一体化させるなどの改善点も挙げられている。


【感想】

自然体験学習へ大学生が参画することによる効果について、自身の活動やアクティブラーニングの話などから身近なことだと思い興味を持った。アクティブラーニングによる効果は受講者、指導側の双方に良い効果があり、同時に連携した授業になると授業の内容や進め方などで解決が難しい課題が出てくることは、今後の学習や活動においても重要な視点であると思う。今後、様々な状況が考えられるが、いずれにおいても効果的な学びを模索する必要性を感じた。

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