【要旨】
私たちが生きている地球の環境問題を考える上では、人間と自然との生態学的関係、地球と宇宙に共存している観点から人間と自然を一体的に捉えることが重要である。しかし人間と自然の利害が対立していて、自然保護の問題がとてつもない問題になっている状況だ。人間と自然を一体的に捉えることは、人間と自然の利害対立に関する時職を曖昧にし、環境倫理学で強調されてきた自然の価値による自然保護の観点が見過ごされる危険性を持っている。 この論文では、上記のような問題について、環境問題という用語の使用方法に内在した曖昧さを分析し、その原因となる環境や自然という基本的概念を、環境問題や自然保護の認識との関係で検討している。環境は主体の存在を前提とする概念であり、本来は環境文に主体に問題として認識されるべきであるとの立場がある。また、自然と人間に関する議論で、多くの自然が空間として認識されていることを指摘した上で、自然要素を把握し、環境問題と自然保護の関ケ原を明確に位置付けるよう試みた。
【感想】
私たちの住む地球内で深刻な環境問題が台頭している。このような環境問題は、人間の経済発展によって地球を破壊しており、経済的な豊かさを享受する反面、環境問題は深刻になっている状況である。 環境破壊の後に保全を図るための運動は行われているが、人間が環境に対する理解を確実にしているのかという疑問を抱いた。ゴミを減らす、火作らないなど、いろいろな方法が行われているが、そうした方法が果たして自然を理解して実行しているのではないだろうか?これまでこのようなことを行ってきたが、これから減らすことができたからといって、大変役に立つのかという疑問を持った。このような手法を実行することになればもちろん多くの利点があると思うが、より根本的な解決策を見つけるべきではないと考えた。だからこそ、環境問題は一国が解決するのではなく、もっと多くの国、現在行われている国際環境機構的な動きをもっと活性化すべきではないかと思った。
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