top of page
執筆者の写真 

【4月 日本語書籍】生き物としての力を取り戻す50の自然体験

カシオ計算機株式会社 (監修), 株式会社Surface&Architecture (編集)


【要約】

子どもから大人まで楽しむことができる自然体験が紹介されている。自然の中には心が動く体験が多くある。人は自然の一部となることができ、かつて失われた「生き物としての力」を取り戻しているのかもしれない。身近な公園で楽しめるものから森の中で生きる方法まで、さまざまな自然体験のアイデア集である。


【感想】

幼少期に自然の中で遊んだ体験は、現在の性格や考え方、精神的なゆとりに多く影響を与えていると感じることがよくある。忘れていたことや懐かしいものなど、本書を読みながら楽しい気分になった。市街地で楽しめるアイデアもあり、身の回りにも発見があり、楽しいことがたくさんあるのだと感じた。今までの生活の中で、感性が乏しいと思うことが多くあったが、このような体験が幼少期の時に比べて減ってしまったことが原因なのだろうと感じた。

最新記事

すべて表示

【6月 日本語論文】”自然教室”を事例とした我が国における野外教育活動の実態に関する調査  吉田 章

【要旨】 都市化・機械化をはじめとする近年の著しい社会状況の変化が、児童・生徒を中心とした青少年の健全なる育成に対して多くの好ましからざる影響を与えている。そこで本論では、自然教室に着目し、実施の実態について文部省資料を参考にすると共に各地の教育委員会を対象として自然教室に...

【6月 日本語書籍】ぼくのコレクション 自然のなかの宝探し  盛口 満

【要旨】 教員である作者 盛口満が、毎日のように雑木林の小道を歩いて集めた自然のなかの宝物である枯れ枝、木の実、種、花、葉、虫、抜け殻、卵、羽、フンなどといった、さまざまな自然が並ぶコレクションボックスのような絵本であった。春夏秋冬とそれぞれの季節ごとに、見つかる宝物や採取...

Comments


bottom of page