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【5月英語論文】Using Nature Elements in Mobile AR for Education with Children.

執筆者の写真:   

Using Nature Elements in Mobile AR for Education with Children

Ismo Alakärppä Elisa Jaakkola Jani Väyrynen Jonna Häkkilä


【要旨】

モバイル拡張現実(AR)を用いて、自然の中でゲーム感覚でクイズを楽しむシステムの評価を、本稿では行っている。ARとは、物理的なものとデジタルを融合させることで、より発展的な学習体験を生み出す可能性を秘めているものである。評価をするための実験として、NatureARアプリケーションを用いるゲームを行い、6~12歳までの11人の子どもが参加した。結果としては、ARを用いることによって子どもたちの好奇心をくすぐることが分かった。また、教育面からの評価としては、こうったツールを用いることで、勉強を苦手とする子どもたちにモチベーションを与える効果も示された。


【感想】

Nature to Futureでも、VRやARの活用を考えているため、本稿に興味を持った。教育における選択肢の一つとして、デジタル技術が活用されることは、単に子どもたちの知識や興味を広げるだけではなく、心理的にも良い影響を与えることを学んだ。こういった技術は、簡単なものであれば知識がさほどない人でも活用することができることも、大きなメリットに感じた。

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