An investigation of prospective teachers' awareness toward environmental issues
Mesut Özonura
【要旨】
環境意識の高い社会は、環境意識の高い教師がいることで実現できる。本稿では、教師志望者の環境意識に対する意識水準を測定し、分析している。調査データは、トルコの国公立大学教育学部の3~4年生470名分である。また、調査項目としては「環境問題に対する意識尺度」を使用している。結果としては、教員志望者の環境問題に対する意識水準が平均以上であることが分かった。このような結果が出た理由の一つとして、小学校教諭や社会科教諭を学ぶ学生は、環境に直接関連する講義や活動に参加しているからだとされている。
【感想】
教育制度として、環境問題を扱うことの大切さを改めて感じた。教員育成段階においても、実際の学校教育においても制度を整えることで、教員と学生への両方のアプローチが可能になる。こうすることで、より環境意識の高い社会が構成されることが期待できる。Moribitoとしても、どういった授業が子どもの関心を引き出すのかについて示すことで、社会の環境意識向上に貢献していきたい。
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